寝具の選び方

睡眠の質を上げる枕の上手な選び方。後悔しない選定基準とは?

目次

<監修>

中島 正裕

理学博士/株式会社ブレインスリープ取締役CFO/睡眠健康指導士上級

1983年山口県出身。2007年東京大学理学部物理学科卒業、2012年東京大学大学院理学系研究科物理学専攻修了(理学博士)。
株式会社ブレインスリープには2019年5月の設立時より取締役として参画。CFOとして財務面の統括及びパートナー企業向けの睡眠コンサルティング関連事業に加えて、睡眠偏差値として公表している睡眠関連疫学調査の結果を基にした睡眠研究や企業向け健康経営サポート業務も担当。2021年11月に睡眠健康指導士上級資格を取得。

以前は睡眠時間の長さが重視されていましたが、最近は睡眠の質への関心が高まっています。その睡眠の質に大きく関わるのが枕です。そこで、自分に合った枕を見つけるための選び方をご紹介します。

 

年々、多様化している枕の種類!

近年、睡眠の質への関心が高まり、様々な特徴のある枕が登場しています。入眠のしやすさはもちろん、日々の疲れを癒し、質の高い睡眠を得るために、高さや硬さだけでなく、通気性の良さや枕表面の温度まで考えられた商品が多数。人それぞれ、体型や筋肉量などが違うので、自分に合った枕を探してみましょう。

 

合わない枕を選ぶとどうなる?

まず始めに、自分の体に合わない枕を使い続けた場合、どのような不調が起きるのかをご紹介します。

1:無理な姿勢で眠ると、首を痛める

無理な姿勢や首の動かし方をすると、首や頸椎、背骨など体の広範囲に負担がかかります。特に、熟睡している時は筋肉がゆるんでいることもあり、無理な姿勢で固定されることで筋肉や腱が伸びたままになり、血行不良や神経を傷めて炎症が起きることも。寝違えないためにも、高さや硬さ、寝心地の合った枕を選ぶことが大切です。

2:寝つきが悪くなり、眠りが浅くなる

枕が合わないと、寝つきが悪く、夜の時間が苦痛になってしまうことがあります。また眠りが浅いと、長時間眠っても疲れが取れず寝不足の状態に。不眠症は睡眠障害の1つとされ、睡眠専門医に相談される方も多くいるほどです。常習的な寝不足は、体だけでなく、心への負担になることもあるので、気をつけましょう。

3:突然訪れる、日中の眠気

日中の眠気の原因として最初に考えられるのは、単純に睡眠時間が不足しているケースです。一般的に6〜8時間程度が最適な睡眠時間とされていますが、人それぞれ最適な睡眠時間が違うので、自分に合った睡眠時間を確保することが大切です。

また、睡眠時間と同じくらい大切なのが、睡眠の質です。睡眠の質が悪いと十分な睡眠時間を確保していたとしても疲れが取れず、日中眠くなる原因に。自然な寝姿勢でないと、呼吸が浅くなったり、スムーズな寝返りが打てずに何度も目が覚めてしまい、睡眠の質が低くなるので気をつけましょう。適切な睡眠時間の確保と、睡眠の質を向上させることで、慢性的な眠気のほとんどを改善することができます。

自分に合う枕の定義を見つける!

自分に合う枕を使用することが、睡眠の質を高め、体にも心にも大切だということをお伝えしましたが、実際にどんな枕が自分に合うのか……。枕を購入する時に大切なポイントや、体型・お悩みに合わせた選び方をご紹介します。

枕を選ぶポイント

枕を選ぶ時には、枕の高さや、素材、形、機能性だけでなく、価格や耐久性、メンテナンスのしやすさなど、様々なポイントをチェックしましょう。ここでは、枕を選ぶ時に意識してほしい9つの項目をご紹介します。

1:首や肩に負担のかからない高さ

高すぎる枕で眠ってしまうと、首を痛めたり、呼吸がしにくくなったりするケースがあり、低すぎる枕では、寝違えや肩こりの原因になることも。体格によって快適な高さが変わるため、一概におすすめすることができないので、実際に横になってフィット感を試すことが大切です。

2:使い心地が良く、手入れしやすい素材

枕の素材は、ポリエチレンやウレタン、フェザー、ビーズ、そば殻など種類が豊富です。素材を選ぶ基準となるのは、寝心地の良さや反発の有無、硬さ、手入れのしやすさなど。それぞれの特徴を知り、自分に合った素材を見つけてください。

『ポリエチレン』

通気性がよく、頭の深部の温度を下げてくれるので、入眠しやすく、快適に眠ることが可能。水洗いができるので衛生的なのも嬉しいポイントです。

『高反発ウレタン』

やや硬めで首や頭にフィットしやすいのが特徴。『低反発ウレタン』は、沈み込みやすいので柔らかく包まれているような感覚を体験できます。ウレタン素材の枕は、通気性が低く、洗えないことが多いので、衛生面が気になることも。

『フェザー』

羽根と綿毛(ダウン)の比率でふわふわ感が変わるので、理想の柔らかを実現することが可能。ですが水洗い不可の製品が多く、手入れが大変という面もあります。

『マイクロビーズ』

細かいビーズが頭を包み込んでくれるので、フィット感が抜群。ただし、一定の深さから硬くなるため寝返りがしにくいと感じる人もいます。

『そば殻』

熱を逃がすのに優れているので、快適な睡眠を味わえますが、頭にフィットしにくかったり、寝返りした時の音が大きいのが難点です。

『ひのき』

独特の香りとひんやり感でリラックス効果を期待できますが、フィット感が得にくく、好みが分かれます。また、ヒノキやスギの花粉症の人は使用できません。

『高反発ファイバー』

硬めで通気性が抜群、水洗いも可能。『スマッシュフォーム』は、ふかふか柔らかくフィットしやすいが、耐久性に欠ける。『ラテックス』は、柔らかいが反発力もある。など、使い心地やお手入れ方法が異なるので、自分に合った素材を探してみてください。

実際に試してみるのが一番なので、一度、たくさんの種類の枕を取り扱っている店舗に行ってみるといいかもしれません。

3:フィットする形やサイズ

人それぞれ、頭の形や重さ、体格が違うので、自分にフィットする枕の形やサイズを見つけることが大切です。

最も標準的な形は『長方形』ですが、他にも様々な形の枕があります。

『ハート形』

ハートを逆さにしたような形で、首に負担がかかりにくく、肩こりなどの解消に役立つことも。

『波(ウェーブ)型』

上下で高低差がある形で、背骨のS字カーブにフィットすることを重視しています。

『頸椎支持・横向き対応型』

中身の素材を変えることで形を自由に調整できるのが特徴。

『縦長型(抱き枕)』

抱きながら眠ることができ、安心感を得たい人や、妊婦さんの腰痛対策に人気です。

枕のサイズは、自分の体格やベッドのサイズに合わせて選ぶのが基本。一般的に、『Mサイズ』は約43×63cm、『Lサイズ』は約50×70cm、『セミロングサイズ』は約43×90cm、『ロングサイズ』は約43×120cmです。

4:通気性、弾力性、抗菌、防臭などの機能性

最近は機能性豊かな枕がたくさん登場しています。快適な睡眠をサポートし、衛生面でも安心できる枕を選びましょう。

『通気性』に優れた枕は、汗をかきやすい人や、頭の熱によって寝苦しいと感じる人におすすめです。同時に『気化冷却』機能のついている枕は、表面温度の上昇をおさえてくれるので、体温の高い人や、冷房機器を使用したくない人に最適。高反発や低反発と言われる『弾力性』については使用感で選びましょう。好みによって分かれるので、実際に横になって試してください。

『抗菌』や『防臭』機能がついている枕は、枕のお手入れを怠ってしまいがちな人や、枕の臭いが気になる人におすすめ。また、枕本体の洗濯の可否や、耐久性の優劣もチェックしましょう。

5:買い替え頻度を踏まえた適正価格

値段で枕の良し悪しが決まるわけではありませんが、一般的に、素材によって値段が変動し、オーダーメイドの枕は高価格になる傾向があります。安価なものから高価なものまでありますが、4つの価格帯に分けて、どのような人におすすめかをご紹介します。

『5,000円以下』

頻繁に枕を買い換えたい人、自分に合った枕を見つけるために様々な枕を試したい人におすすめ。

『5,000~10,000円』

機能性を備えた枕を探している人に。販売されている種類が多く、自分に合った枕を探しやすいでしょう。

『10,000~20,000円』

機能性にこだわった枕が多く、自分にとって快適な枕の特徴が分かっている人におすすめ。長く使用するためにも、実際に横になって試してから購入しましょう。

『20,000円以上』

一般的に高価な枕と言えます。こだわりの詰まった商品や、自分に合った素材や高さを調整した、オーダーメイドの枕を探すこともできるでしょう。

睡眠時間は「人生の1/3を占める」と言われているので、睡眠の質にこだわりたい人や、睡眠環境に満足していない人は、一度検討してみるといいかもしれません。

6:耐久性に差がある

耐久性は、枕によって大きな差があります。同じ枕を長期間使用すると、枕本体がへたって、フィット感が損なわれたり、ダニやカビが発生したり、臭いが気になったり……。安価な枕を頻繁に買い換えたいのか、高価な枕を長く使いたいのか、自分の好みや生活スタイルに合わせて選びましょう。

7:眠る時の姿勢の癖に合わせる

人それぞれ、頭の形や重さ、首の長さや太さ、肩幅や筋肉のつき方が違うのはもちろん、寝姿勢の癖も異なります。一般的に、仰向けで眠る人は頸椎が緩やかなS字を描くような高さが、横向きで眠る人は頸椎が真っ直ぐになる高さが理想と言われています。

8:メンテナンスのしやすさ

季節に関係なく、毎日、長時間使用する枕は、汗や皮脂、ヨダレなどで汚れやすいもの。お手入れを怠ると、ダニやカビが繁殖し、衛生的に良くありません。また、メンテナンスせずに使用し続けると、頭の重さで中心部がヘコんだり、全体がへたってしまうことも。素材によって水洗いの可否が異なるので、購入時には必ず確認しましょう。こまめに洗ったり、干したりすることで、いつまでも快適に使用することができます。

9:店頭でフィッティングする時に確認すること

枕の選び方のポイントをおさえたら、実際に横になってみて、枕の高さやフィット感を確認するのがおすすめです。ちょうどいい高さかどうかを判断する基準は、仰向けになった時に目線が真上から5〜10度下がっているかどうか、横から見て首筋にすき間がなく、首をしっかりホールドしているかどうかです。

また、横向きになった時に、肩に重みがかかっていないかも大切なチェックポイント。さらに、うつ伏せの姿勢で両手を枕の下に入れ、頭や首に負荷がかからないかも確認しましょう。普段からうつ伏せでスマートフォンを操作することが多い人は、実際に操作してみるのもおすすめです。

様々な枕を試してみてもフィットする枕が見つからない場合は、今まで使用していた枕とは全く違うタイプを試してみましょう。素材や形を変えることで、自分に合った枕を見つけることができるかもしれません。睡眠の質を左右する重要な寝具なので、何度もお店へ足を運び、じっくり検討してください。また、店頭にあるマットレスと自宅で使用しているマットレスや布団の硬さが大きく異なる場合は、販売員に伝えて、枕選びを相談しましょう。

 

体型によって選び方の基本が変わる

さまざまなメーカーから、素晴らしい枕が発売されていますが、自分の体型に合っていなければ意味がありません。そこで、体型別に基準となる選び方をご紹介します。

やせ型の人は、低めの枕

女性や体格の細い人、子供には、約3〜4cmの低めの枕がおすすめ。また、横向きで眠ることが多い場合、小さく丸まって眠る人や、なで肩の人も低めの枕を選びましょう。

ふくよかな人は、高さ調整が必要

ふくよかな人は、後頭部からマットレスまでの距離が遠くなることが多いため、高い枕を選ぶ傾向がありますが、睡眠時に気管支が塞がれやすいので注意が必要です。睡眠時無呼吸症候群やいびきが気になる場合は、高さを調整したほうがいいか、お医者さんや寝具売り場のスタッフに相談してみてください。

筋肉質な人は、高めの枕

体格がしっかりしている男性、背中の筋肉が厚い人には、約5〜6cmの高めの枕がおすすめ。一般的なしっかりした体格の女性は、もう少し低くても良いかもしれません。あくまでも目安なので、自分の好みや寝心地をチェックしてください。

筋力や骨格は、年齢や生活習慣によって変化するので、理想の枕も変化します。「長年同じ枕を使っていたのに、最近は肩がこる」というような不調が現れた場合は、枕を見直すといいかもしれません。枕によっては、中身を増減させて高さを調整することや、購入時の状態が形状記憶されていて元に戻せることもあるので、確認してみましょう。

お悩みに合わせた枕の選び方

現在使っている枕のお悩みに合わせて選ぶと、自分に合った枕を見つけるヒントになります。そこで、悩んでいる人の多い、いびき、ストレートネック、頭痛、肩こりの4タイプに分けてご紹介します。

1:いびき

男性の悩みで多い、いびきは、睡眠時無呼吸症候群に繋がる可能性があります。体格や運動量によって異なりますが、男性は女性に比べて頸椎弧(けいついこ)という首のカーブが深めで、仰向けに寝ると首と布団の間に大きなすき間ができて気管が狭まりやすくなり、いびきをかく原因に。いびきに悩んでいる人は、枕の高さを見直してみましょう。

2:ストレートネック

仰向けになった時、背骨がゆるいS字を描くのが理想的です。枕の高さや硬さが合っておらず、本来の湾曲した背骨の形が歪むと、猫背や反り腰になってしまい、体に負担がかかります。

3:頭痛

枕の高さによって首の角度が変わるため、呼吸機能に影響を与えることがあります。睡眠時に適切な呼吸ができないと、睡眠の質が低くなってしまうだけでなく、酸素を十分に取り込むことができずに、頭痛の原因に繋がることも。

4:肩こり

女性の悩みで多い肩こりは、男性と比べて頸椎弧(けいついこ)という首のカーブが浅めで、仰向けに寝ると首と布団の間にすき間ができにくいため、高すぎる枕を使うと頚椎に負担がかり、肩こりや首の痛みの原因に。

睡眠の質を高めることは、人生の質や仕事の質を高めることにも繋がるので、睡眠の悩みを改善する枕を探しましょう。

枕は素材によって寿命が異なる!

自分に合った枕を見つけたら、長期間快適に使用したいものですが、枕には寿命があります。使っていくうちにへたっていき、汚れや臭いが気になり、買い替えが必要に。その寿命は素材によって異なるので、枕に使用されることの多い素材別に、買い替えの目安をご紹介します。

『ポリエチレン』は、約2〜5年が目安。硬い素材でへたりにくいため、他の素材に比べて耐久年数が長い傾向にありますが、へたりを感じるようになったら買い換えましょう。

『ウレタン』は、約6か月〜3年が目安。反発性や柔軟性が徐々に失われるので、復元性がなくなり元の形に戻らなくなったら、新しいものに。高反発の場合は反発が弱くなり、低反発の場合は枕が硬くなり、どちらも頭へのフィット感を感じにくくなります。

『フェザー』は、約1〜3年が目安。弾力性やボリューム感がなくなり、枕の高さが低く感じるように。また、羽根には骨があるため、枕の袋から突き抜けて出てきたら買い替え時です。

『マイクロビーズ』は、約1〜5年が目安。柔軟性や流動性に優れたビーズにより、内袋への負担がかかるため、ビーズ自体の寿命よりも、それを保護する内袋の寿命の方が早くきてしまうケースが多くあります。ビーズを覆っている生地が伸びて形が形成できなくなった時が買い替えの目安です。

『そば殻』は、約6か月〜1年が目安。使用するたびにそば殻が割れ、そばの粉が出てきます。そばの粉が出ると虫がつきやすくなるだけでなく、鼻炎や喘息の原因になることがあるので使用をやめましょう。

『ひのき』は、約1〜2年が目安。汗や皮脂によって劣化することで、寝心地が悪くなり、高さが低くなります。また、寿命よりも先に香りが失われてしまうことが多いので、ヒノキオイルを使ってメンテナンスするのがおすすめです。

『高反発ファイバー』は、約2〜5年が目安。密度により異なりますが、頭を置く中心部分がへたり、お椀型になっていきます。もともと硬めな寝心地のため、フィット感の変化には気づきにくいですが、硬さが気になり出したら買い換えてください。

『スマッシュフォーム』は、約1〜3年が目安。素材同士が擦れ合って劣化しやすく、弾力性が損なわれ、硬さが気になるように。頭や首へのフィット感に違和感があれば、買い替えのサインです。

『ラテックス』は、約2〜3年が目安。長年使っていると素材のボリューム感が失われて、へたりが気になるようになるので、その時に買い換えましょう。

耐用年数を過ぎた枕は、高さが合わなかったり寝心地が悪くなったりするだけでなく、ダニやカビが繁殖してしまうことがあるので、枕の状態を意識的にチェックしてください。また、ご紹介した買い替え時期はあくまでも目安なので、自分の体に合わなくなったと感じたら、その都度、最適な枕への買い替えがおすすめです。

枕選びに迷ってしまったら…

枕選びのポイントをたくさんご紹介しましたが、自分の好みを全て満たす枕を見つけるのは至難の業。選び方を基準に探してみても迷ってしまう場合は、自分の中での優先順位を決め、こだわるポイントを3つ程度に絞ってみましょう。睡眠に関する悩みの大きさや、優先的に改善したい悩みの種類、フィット感、希望の買い替え頻度、予算など、重要度を決めることで、より理想の枕を見つけることができます。

体は今が一番若く、枕にこだわらなくても元気かもしれませんが、これからの健康のために“自己投資”と思える枕選びをしましょう。

睡眠の質を高めるなら!おすすめアイテムをチェック

ブレインスリープでは、お客様の睡眠に関するご要望やお悩みに合わせて、様々な寝具を開発しています。その中から、おすすめアイテムの特徴やポイントをご紹介します。

ブレインスリープ ピロー

ブレインスリープの看板商品『ブレインスリープ ピロー』は、ベストセラー『スタンフォード式 最高の睡眠』の理論を基に、脳と睡眠研究によって開発されました。睡眠の質を左右する「黄金の90分」に注目し、脳を冷やすことで睡眠の質を高める枕です。

特徴1:オーダーメイドのようなフィット感で、首や肩が痛くならない

独自の3層構造が特徴。1番上のふんわりとした層が、自分の頭の大きさや重さに合わせて変化するため、オーダーメイドを超えるフィット感を感じることができます。
また、中心部分が1番柔らかく、左右にいくほど弾力が高まっている“9つのグラデーション構造”になっているため、仰向け・横向き・うつ伏せなど、どのような寝方にもフィットします。さらに横幅60cmと幅広設計なので寝返りしやすく、睡眠の質が高まります。

特徴2:脳を冷やして早く、深く眠れる

脳を冷やすと、眠り始めの90分の睡眠が深くなり、眠りの質が良くなります。この90分の質が悪いと、その後何時間寝ても睡眠の質が悪いとまで言われているほど。ポリエチレンを編み込んで作られる『ブレインスリープ ピロー』は、枕に使用されることの多いウレタンやフェザーなどの他素材と比べて、長時間眠っていても高い放熱量を維持することができるので、頭部の温度を低く保つことが可能。熱や湿気が睡眠を邪魔することなく、快適に睡眠できます。

特徴3:自宅で丸洗いできるからいつでも清潔

ポリエチレンを編み込んでできているため、汚れが素材にしみ込んで取れないということも起こりにくく、シャワーで簡単に汚れを落とすことができます。3か月に1回程度のお手入れがおすすめですが、自宅で手洗いできるので、汚れや臭いが気になった時に丸洗いし、いつでも清潔な状態をキープ。また、枕カバーは洗濯機で洗うことができます。

さらにダニやカビが発生しにくい素材なので、ハウスダストやアレルギーをお持ちの方や、お子様と一緒に寝ている方が安心して使用できるのも嬉しいポイントです。

ブレインスリープ ピロー ネックコンディショニング

「ブレインスリープ ピロー ネックコンディショニング」は、スマホやデスクワークで首を酷使する方向けに開発された、首を整えてパフォーマンスを変える枕です。

特徴1:首のカーブにフィット。伸ばして、支えて、整える

真っ直ぐ伸びた首を正しいカーブにすることで首回りの筋肉が緩みます。伸びた首をしっかり支えるハードギア搭載で頸椎を正しいカーブに導き頭と首をしっかり支えて整えます。

特徴2:首のコンディションに合わせて使えるダブルストレッチ構造

身体のコンディションが毎日違うように、首のコンディションもその日によって異なります。強度の異なるダブルストレッチ構造により、毎日の首のコンディションに合わせて使い分けることが可能です。

特徴3:超通気性素材で深い眠りへ

良質な睡眠を得るためには、寝床内の温度と湿度を適正に保つことが重要です。通気性のよい素材が頭部の熱を放熱し、深い眠りへ導きます。

特徴4:シャワーで水洗いできて清潔

人間は寝ている間に、コップ1杯分(約200ml)の汗をかくと言われています。抜群の通気性で湿気をためず、衛生的です。さらに、水洗いもできてすぐ乾くので、いつでも清潔に保てます。

ブレインスリープ ピロー スノーレス

「ブレインスリープ ピロー スノーレス」は、横向き寝を促進し、いびきを軽減する枕です。

特徴1:いびきを抑えるクラウンウェーブ形状が、横向き寝を促進、呼吸を整える

なだらかなクラウンウェーブが常に横向き寝をキープ。睡眠中の気道を確保し、スムーズな呼吸でいびきを軽減します。

10人のいびきに悩みを抱える被験者の睡眠中に横向きになっている時間といびき発生頻度を計測したところ、一般的な枕と比較してブレインスリープ ピロー スノーレスを使うと横向きの時間が増え、いびきの発生頻度も66%軽減という結果に。横向きで眠ることで自然といびきを解消します。

特徴2:横向き寝姿勢を最適にサポート好みや体格に応じて使えるダブル設計

ソフトサイド/スタンダードサイドのダブル設計でそれぞれの好みや体格に応じて最適に寝姿勢をサポートします。

特徴3:超通気性素材が最適な睡眠温度と湿度をコントロール

90%以上が空気層でできているので、睡眠時に発生する熱や湿気が枕にこもらず、快適な睡眠環境をつくります。

特徴4:シャワーで水洗いできて清潔

人間は寝ている間に、コップ1杯分(約200ml)の汗をかくと言われています。抜群の通気性で湿気をためず、衛生的です。さらに、水洗いもできてすぐ乾くので、いつでも清潔に保てます。

ブレインスリープ ピロー ポータブル

睡眠の質にこだわる『ブレインスリープ』ならではの快適な寝心地を追求し、機能や寝心地はそのままに、ネックピローとして欲しい機能もたくさん取り入れました。

特徴1:省スペース設計

コンパクトに折りたためる省スペース設計、軽く、スーツケースに取り付けてスマートに移動が可能。また、小さく折りたためて、重量は約210gと「ブレインスリープ ピロー」の約1/3程度と超軽量。荷物が多い時でも邪魔にならず持ち運びもラクです。移動中や移動先でも、快適な睡眠を得ることができます。

特徴2:首をしっかり支えて、最適な寝姿勢をサポート

高反発の立体構造ファイバー素材が首のカーブを正しい位置でしっかりと支える構造なので、頭の沈み込みを回避。異なる2種類の密度により、長時間寝ても体に負担がかかりにくい寝姿勢を維持することができます。さらに、独自の三次元構造素材により、体積の90%以上が空気層でできているので、頭や首まわりの熱や湿気を逃し、蒸れないため、長時間の使用でもサラッと快適な温度のまま過ごすことができます。

特徴3:首元のアジャスターベルトでフィット感を調整

首元のアジャスターベルトでネックピローのフィット感を調節可能。あまったベルトはポケットに収納ができて邪魔になりません。

特徴4:全て丸洗いできるから衛生的

カバーはもちろん、中材もすべて丸洗いできるので、移動先で汚れても心配不要。常に清潔な状態で使用することができます。また、中材は100%リサイクル可能な、地球にやさしいサスティナブルな素材です。

特徴5:移動先のホテルや普段の枕に重ねて使用することもできる

枕に重ねて、寝心地をアップデートすることができるので、移動先のホテルの枕を自分好みに変えることができます。普段の枕に重ねて使用するほか、低い枕が好きな人には、単体で使用するのもオススメ。

特徴6:仕事場でも活用!

イスの背もたれに設置することのできるアジャスター付き。高反発の立体構造ファイバーが、長時間のデスクワークで腰へかかる負担をサポート。腰のカーブに沿うように設置するだけで、座骨を立てて腰椎のカーブを正しい状態に導いてくれます。

裏面のドットボタンで形状を自由に固定することができ、高反発素材でもスムーズで簡単に変形可能。腕を挟んで使用することもできるので、昼休憩にデスクでひと休みする際にも最適です。日中に短時間でも仮眠をとることで、頭がすっきりとして、仕事効率が上がります。

自分に合った枕で質の高い睡眠を目指しましょう!

自分に合った枕の重要性や、選ぶポイントをご紹介しました。たくさん眠ったのに疲れが取れないという人は、一度、枕が合っているのかを見直してみてはいかがでしょうか。

 

<Writer>

ブレインスリープ編集部