睡眠コラム

30代女性の46.7%が自身の睡眠の質に不満 。20代30代は就寝時でも過覚醒状態になりやすい

ブレインスリープが行っている全国 47 都道府県の 1万人 (性別 ・ 年齢 ・ 都道府県で割付) を対象にした睡眠偏差値®調査の結果 、「自身の睡眠の質を評価」について、「非常にわるい」、「わるい」と回答した割合は全体の41.0%でした。

属性別で見ると、一番高かったのが30代女性の46.7%、2番目に高かったのが30代男性の43.2%でした。

その要因を考える上で参考になる結果もご紹介します。 直近1か月における自身の状態で、「ほとんどいつも不安だ」と回答した割合が最も高いのが30代女性の15.3%であり、「ほとんどいつも気がはりつめている」と回答した人も男女とも20代~30代の若年層が高い傾向にありました。

睡眠は心や脳の疲れが大きく影響します。仕事や生活で常に不安を感じたり、気を張り詰めたりしていると、寝る時間になっても緊張状態が続いてしまいます。そうなると、寝つけない、睡眠が浅くなる、中途覚醒が増えるなどの睡眠の質低下に繋がります。

仕事の責任が重く、環境の変化も多い傾向にある30代は、多忙であるがゆえに睡眠を削りがちです。そのような場合、寝るタイミングで効率よく副交感神経を優位にして体をリラックス状態に切り替えることが睡眠の質を上げることにつながります。日々の睡眠の質を上げることができれば、日中のパフォーマンスも向上させることができるでしょう。

副交感神経を優位にする方法は様々あり、自分に一番合っていると思う方法を取り入れることが最も効果的と言われています。お風呂にゆったりつかる、ストレッチをする、瞑想などは有効な方法です。

ブレインスリープで提供している健康経営サービスの睡眠偏差値 for Bizでは、簡単に副交感神経を優位にできるヨガや呼吸法などの動画コンテンツもご用意しているため、自律神経の切り替えがしにくい忙しいビジネスパーソンの方々にピッタリです。

最近は睡眠をデバイスなどで計測する人が増えています。睡眠は客観的に知ることも大切ですが、主観的な評価もとても大切です。睡眠医学における検証では脳波計などで計測する客観的データと、VAS(Visual Analogue Scale)評価といわれる主観的データを用います。日々なんとなく感じている睡眠課題も、きちんと向き合ってみることで、日中の調子が改善するきっかけになるかもしれません。

睡眠偏差値 for Bizとは…

従業員の「睡眠」から企業との「エンゲージメント」を可視化し、さらに全国の睡眠偏差値と比較することで、自社だけでは表面化されていない課題の発見と改善を行うことが出来るサービスです。

睡眠偏差値判定のベースとなるデータは、毎年全都道府県の有職者10,000人に対してアンケート調査を実施することで、日本全体の最新かつ正確な睡眠実態を把握していきます。このニュースレターでは、毎年の調査結果報告で載せきれなかった最新の睡眠情報をご紹介します。

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